JFMA (Japan Foundationbolt Manufactures Association) 建築用アンカーボルトメーカー協議会

定着板の推奨寸法

建築構造用アンカーボルトに使用する定着板の推奨寸法

 これまで定着板については明確な設計基準はありませんでしたが、今回十分な検討を加え、必要最低限の標準形状・寸法と設計基準が規格解説に記載されました。この寸法を基に、実際に手に入れやすい寸法に設定したものを建築用アンカーボルトメーカー協議会推奨品としました。

定着板寸法表(JSSⅡ13,14の規格に基づく協議会推奨品)

定着板寸法図
ボルト径 協議会推奨サイズ
丸型 四角型
外径(D) 内径(d) 厚さ(t) 外辺(D) 内径(d) 厚さ(t)
標準寸法 許容差 標準寸法 許容差 標準寸法 許容差 標準寸法 許容差 標準寸法 許容差 標準寸法 許容差
M16 48 ±1.0 18 ±1.0 10 ±1.0 50 ±1.0 18 ±1.0 9 ±0.5
M20 60 22 13 60 22 12
M22 72 26 15 70 24
M24 75 26 16 ±0.6
M27 91 32 17 90 29
M30 100 32
M33 102 38 20 35 19
M36 110 38
M39 120 ±2.0 45

±2.0

24 ±2.0 120 ±2.0 41 ±2.0 22
M42 44
M45 140 51 125 48
M48 150 51
M52 160 59 27 55
M56 59 25 ±0.7
M60 180 67 31 155 63 28
M64 165

67

M68 190 ±3.0 76 ±3.0 34 176 ±3.0 71 ±3.0 32
M72 186 76
M76 210 84 42 196 80 36
M80 206 84 40 ±0.8
M85 240 94 47 219 89
M90 232 94 45
M95 260 104 52 244 99 50
M100 257 104

(注)

・コンクリート基礎のコーン状破壊については、フーチング形状が個々の設計において異なること、アンカーボルトの軸力伝達に対して、 フーチング内に礎柱配筋を設ける場合があることを考え、考慮されていません。フーチングが小さくコーン状破壊の可能性がある場合 には、フーチングの補強や別の定着方法の選定などを検討する必要があります。

・コンクリートの設計基準強度は、M16〜30を18N / mm²、M33〜48を21N / mm²、M52〜100を24N / mm²として採用しています。